春夏の新作、カキツバタです。
尾形光琳の<燕子花屏風>のデザイン性にインスパイアされて、
足をしっかり支える機能を持ったラインと
カキツバタを表現するラインの調和から出来上がった靴です。
素材は絞染めを施された鹿革と、緑のカーフ。
ヒールの高さは70mm。
今回は、製作の過程を少しご紹介します。
① 木型にデザインを描いて、立体から平面に置き換える型紙を作ります。
その型紙を元に革の特性を生かして、花の部品を作ります。
② ①で作った部品を型紙に合わせて、縫い合わせます。
立体になる前の状態です。
③ 木型、ヒール、本中底等の部品を用意して、吊り込みをします。
写真は花を取り付ける前の状態です。
④ 出来上がった靴はイメージに合う写真を撮影します。
スタッフと共にイメージを固めています。。。
⑤ 完成した靴です。たくさんの写真の中から選んだ1カットです。
簡単でしたが、全体の流れをご紹介させていただきました。
この靴でおしゃれをして頂けるのが、楽しみです。