日本の伝統芸術である書道、絞り染め、白鞣しと、靴制作の技術が詰まったメンズシューズの提案です🌿
書道家・光井 一輝氏と、Belpassoのコラボレーション作品です。
日本では古来から、“全てのものに神は宿る”と考えられ、“八百万の神”と呼ばれていました。その中でも日本書紀の神様の名から文字を選び、日本各地の場所・方向を考えて書が書かれています。
偶然の滲みやかすれの線が特徴的な、板締め絞りを施した白鞣しの鹿革を使用しています。
内から外に向けての折り重なる曲線で、流れるような造形を制作しました。流れに溶け込みつつ、サイドの位置で紐を結ぶデザインとなっています。
中底には、革中底を使用し、履き込むほどに足馴染みが良くなっていきます。
靴底はマッケイ式で取り付けてあるため、修理しながら長く履くことが出来るようなっています。